足立市街地開発株式会社
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会社案内

会社概要
設立趣旨
沿革
経営計画
I 当社の設立目的と使命
II 経営環境の分析
III 経営目標
IV 基本戦略
V 足立区との連携
経営計画

中期経営計画
(平成2
7年度〜31年度 概要版)

当社の設立目的と使命
 当社は、昭和61年3月、足立区内の駅前市街地再開発事業を支援し、魅力あるまちづくりを推進するため、足立区が中心となって設立した第三セクターです。設立後,独立行政法人中小企業基盤整備機構からの出資の受け入れや東京都・特別区駐車場整備基金特別融資の適用を受けるなど、第三セクターとしての利点を十分に活かしています。さらに公共性という側面から公益型駐車場・駐輪場を経営し、足立区の業務補完の役割も果たしています。 
 駐車場・駐輪場の管理運営にあたっては、初期の設備投資額が大きく一般的には採算性の低い事業分野ですが、核テナントの集客力による利用者の確保や顧客ニーズに対応したサービスの向上を図り、利用率向上に努めてまいりました。
 また、商業床・催事床等の賃貸事業につきましては売上高が安定しており、当社の事業全体では平成18年度から平成25年度まで8期連続の黒字経営が実現し、累積損失を解消することができました。
 しかし施設の建設から10年を経過した今日、大幅な修繕経費が見込まれるため、今後も事業収支の安定と企業体力の強化が強く求められています。
 したがって、事業を展開するにあたっては効率的・効果的な手法を活用して会社経営を進めていくとともに、足立区との連携をより一層緊密にして地域社会が必要とするサービスを提供し、市街地の活性化に貢献することが当社の使命と考えております。



経営理念
1 社会的役割
地域の発展に必要な事業を推進し、駅前市街地の活性化に貢献します。

2 経営姿勢
公正・公平な判断を基本に経営を行ないます。
創造性を持ち、何事にも果敢に挑戦していきます。
素早い組織行動により、高品質のサービスを提供します。

3 行動規範
信用と信頼を基本に、社員一人ひとりが自ら考え、自ら行動します。
顧客の立場に立った迅速かつ的確な対応に努めます。
経営の透明性を図ります。

経営ビジョン
1 目標
自律した経営のもと、経営品質が高いと評価される会社を目指します。

2 事業運営の将来像
公益的施設(駐車場・駐輪場・催事場等)を適正に管理します。
安定した営業収入を確保し、強靭な財務体質を築きます。

3 会社と社員のあり方
多様な雇用形態に対応した弾力的な組織運営をしていきます。
機動性に富む柔軟な組織運営をしていきます。
仕事を通じて自己実現を果たしていきます。

事業領域
1 中心的事業領域          
北千住駅前駐車場・駐輪場の管理運営事業及び千住ミルディスT・U番館の商業床・催事床・業務床の不動産賃貸事業です。

2 保有施設を活用した事業領域          
暫定駐車場の管理運営事業、並びに自動販売機設置事業、広告宣伝事業です。

3 公益的な事業領域          
区内都市開発支援事業、並びに足立区が主催・後援するイベント支援等です。
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経営環境の分析
1 外部環境
景気動向に対する認識
 平成25年から政府による各種経済政策や金融緩和等により、企業業績や景気の先行きに明るさが一部に見られようになりましたが、消費税の増税等から、我が国経済に対する先行き不透明感を払拭することができない状況にあります。
 当社ではこうした現状を鑑みて、単調な景気回復は困難であるという認識に立ち、経済状況を注視しながら事業を進めてまいります。

足立区の人口動態
 足立区は面積53.25ku、人口総数670,385人(平成26年1月1日現在)で、新線導入や大規模開発を機にここ数年世帯及び人口総数ともに増加しています。
 千住地区においても平成21年まで人口の減少傾向が見られましたが、現在では横ばいまたは微増の傾向となっています。、
 年齢別人口構成を見ると足立区全体では65歳未満の人口で減少傾向が見られ、高齢者人口が着実に増加していることがわかります。一方、千住地区は高齢者人口と就労人口が足立区全体と同じ傾向にありますが、年少人口では微増の傾向にあります。これらの動向を認識し、顧客サービスの向上を目指します。

足立区の自動車及び軽自動車等登録台数の推移
 平成25年の登録台数は21年に比べて、乗用車がマイナス5,492台(−3.7%)軽自動車においてはプラス4,904台(+12.9%)合計ではマイナス588台(−0.3%)と小幅な減少となっています。また、二輪の登録台数においては総数で4,809台(−7.8%)の減少となっています。
 今後軽自動車の増加は予測されるものの、高齢者の増加や若者の車離れ等の影響から乗用車の登録台数は減少していくものと思われます。

市場環境に対する認識
 当社の駐車場利用客数については千住ミルディスの開業以来利用客数が3年間増加しましたが、その後ガソリン高騰や経済不況に加え亀有や西新井・越谷レイクタウン等の大型商業施設開業が続き、利用客の低下傾向が見られました。しかし近隣商業施設の開業が一段落すると利用客の減少傾向に歯止めがかかりました。
 このことから、駐車場の経営は景気動向はもちろん核テナント等の来客数が大きく影響していると認識しています。
 また、駐輪場利用客数は開業以来小幅な増減はあるものの、安定的に推移しています。

競合環境に対する認識
 駐車場については、隣接して北千住駅西口駐車場がありさらに民間駐車場が北千住駅周辺地域に点在しています。駅前立地という優位性はありますが、それぞれの駐車場も利用者拡大を図っており、駐車場運営は厳しい競合環境にあります。
 駐輪場においても北千住駅に隣接して区営駐輪場があり、また北千住駅周辺にも民間駐輪場が設置されたため厳しい競合環境にあります。

周辺環境に対する認識
 当駐車場のある千住地域はかつて「千住宿」という宿場町であったことから狭溢な道路が多く、一方通行の道路も多い環境にあります。北千住駅前にある当駐車場の利用者が通行できる道路は国道4号線、駅前道路など限られた動線になっており、北千住マルイやルミネ北千住店のセール時には駐車場に入庫する車が渋滞することもあります。

2 内部環境
当社の財務状況
 駐車場・駐輪場および不動産賃貸事業の売上高は年間5億5千万円前後確保でき、平成18年度から25年度まで8期連続の黒字経営が実現し、平成25年度末には累積損失も解消され利益剰余金が4千7百万円余りとなりました。
 しかし北千住マルイへの保証金の返還が始まったことや、管理費負担金及び長期修繕積立金も段階的に膨らむ見込みであるため、経費増は避けられない状況にあります。
 なお、財政支援として足立区から長期借入金の損失補償を、(公財)東京都道路整備保全公社から都・区駐車場整備基金(みずほ銀行長期借入金)の利子補給を受けています。

社員意識
 会社経営は「人材」が決め手であり、社員が積極的に仕事にチャレンジし、能力を最大限に発揮できる職場を創ることが重要です。そのため意欲を持って成果を生み出した社員が報われる仕組みを構築することが求められています。

事業、組織の課題
駐車場・駐輪場経営の課題
 今後、駐車場・駐輪場利用者数を増加させるため商店街や法人などへのPRを強化し、高齢者や利用者の要望に配慮した管理運営が不可欠となっています。また、消費税法改正に伴う料金改定など直面した課題対応が求められています。
不動産賃貸業の課題
 今後、地価の動向を見極め賃料改定条件の定め方や賃料改定交渉等について十分検討する必要があります。
中長期修繕計画及び負担金等の課題
 千住ミルディスは竣工して10年が経過し、平成26年から平成40年までの中長期修繕計画等が管理組合(T番館・U番館・団地)により策定されました。共有資産の当社負担額と当社単独の修繕経費の合計は、管理費負担金を加えると約19億円となります。
 このため、事業収支の安定のためには駐車場・駐輪場の稼働率向上や効果的・効率的な施設の管理運営が不可欠となっています。
組織の課題
 当社の事業及び活動を少数社員で推進していくためには区の退職職員ばかりではなく、事業に関する専門的能力を持つ社員を育成し経営ノウハウを蓄積していく事が重要です。
 そのためには中長期的な展望に立った社員研修を行い、社員の意欲向上を促す適切な人事システムの導入が課題となっています。
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経営目標
年度別業績目標 単位:千円
項目 27年度 28年度 29年度 30年度 31年度
業績目標 売上高 545,135 545,872 546,613 547,354 548,099
営業利益 56,151 100,327 116,681 92,361 116,840
経常利益 49,728 95,001 112,579 89,252 115,077
売上目標 駐車場事業 204,106 204,717 205,330 205,945 206,562
駐輪場事業 42,065 42,191 42,317 42,443 42,570
不動産賃貸事業 290,512 290,512 290,512 290,512 290,512
暫定駐車場事業 4,320 4.320 4,320 4,320 4,320
自動販売機設置事業 3,951 3,951 3,951 3,951 3,951
広告事業 181 181 183 183 184


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基本戦略
1 経営資源集中により中心的事業の強化を図ります。
 2 高品質サービスの提供による顧客満足度の向上を図ります。
3 新規事業の研究開発に努めます。
4 永続性のある経営の確立に努めます。
常に地域社会から信頼される会社であり続けます。
経営を支える人材育成に努めます。
健全で強固な財務基盤を形成・維持していきます。

事業戦略
1 駐車場事業及び駐輪場事業                         
多様で高品質なサービスの提供により顧客満足度の向上を図ります。
新たなサービスの提供による機械式駐車場の稼働率向上に努めます。
高齢者等対策の充実や環境対策に努力していきます。
安心・安全な施設設備の整備と防犯対策に取り組みます。
北千住駅西口駐車場との一体運用により利便性向上を図ります。
消費税法の改正に伴い、一時利用料金と定期利用料金については適正な料金設定を行います。
簡素で効率的な運営を目指します。
顧客のニーズに沿った利用形態を検討し、新規事業の研究開発に努めます。

2 不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は当社経営の中核事業であり、中長期的に安定した収入を確保していきます。

3 暫定駐車場事業
足立区や足立区土地開発公社等が所有する公共未利用地や当社事業用地を暫定駐車場・駐輪場として有効活用し、地域の発展に努めていきます。

4 自動販売機設置事業等
顧客サービスの一環として駐車場・駐輪場等に自動販売機を設置し、利便性の向上を図ります。

5 広告事業
北千住駅前駐車場・駐輪場の壁面パネル等を活用して地域の商業施設やイベント情報等を発信し、駐車場・駐輪場が地域との結節点となる機能を果たします。
 

機能戦略
1 組織・人事方針
会社業務に知識・経験を有する社員を計画的に採用していきます。
知識・経験豊かな区退職社員の適正な社員構成を維持していきます。
モチベーションの向上につながる人材育成を目指します。

2 財務方針
キャッシュフロー経営の強化
 北千住マルイの保証金返還や管理費負担金・長期修繕積立金に備えたキャッシュフロー経営を強化していきます。
収支の安定と企業体力の強化
 今後大幅な修繕経費が見込まれるため利益剰余金は当面修繕経費として留保し、収支の安定と企業体力の強化に努めます。
安全かつ堅実な資金運用・管理
 資金運用は安全性を最も重視します。その上でできる限り有利な運用を図り、資金運用益を確保します。

3 I T化方針
I Tの利活用の高度化を図り、顧客の利便性の向上や新たなサービスの構築、事務事業の迅速化・簡素化を実現していきます。
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足立区との連携
 当社は足立区が主体となって設立した第三セクターとして、足立区主導の市街地再開発事業を側面から支援してきました。平成16年からは「足立区駐車場整備計画」などに基づき、北千住駅前駐車場・駐輪場の管理運営を行っております。これらの施設は千住ミルディスT・U番館の付置義務駐車場・駐輪場の役割と併せて、公共及び地元商店街の駐車場・駐輪場として公益的役割も担っております。こうして区に代わって採算性の低い公益事業も運営しているため、駐車場・駐輪場の経営コストを事業収入だけで賄うことは困難であります。今後は不動産賃貸事業を中心とした営業収入を確保しつつ当社の経営基盤を安定・強化させていきます。
 また足立区は当社の筆頭株主であります。したがって取締役をはじめ役員等を足立区関係者から登用するほか、組織定数、資金の運用、行政機能の補完的な事業の実施、公共未利用地の活用など様々な面において足立区との調整・協議は不可欠となっております。なお区退職社員の給与をはじめとした勤務条件は足立区の条例に準じて定めております。また、固有社員の採用や勤務条件についても区に協議してまいります。

足立区の支援策
損失補償の設定
出資
区有財産の無償貸付
退職職員の派遣
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